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【久留米市の看護師が解説】敬老の日に贈る健康。いつまでも「自分の足で歩く」ためのピラティス習慣

厳しい残暑が続いておりますが、カレンダーをみると9月。9月の第3月曜日には「敬老の日」が控えていますね。ご両親やお祖父様、お祖母様へ、日頃の感謝と長寿を祝う大切な日です。美味しいお食事や旅行のプレゼントも素敵ですが、医療従事者として皆様にぜひご提案したいのが、「健康寿命を延ばすための身体づくりの習慣」を贈ることです。
超高齢社会を迎えた日本において、「長生きすること」と同じくらい、あるいはそれ以上に重要視されているのが「いかに自立して、自分らしく生きる期間(健康寿命)を長く保つか」ということです。そして、その自立した生活の根幹を成すのが「自分の足で歩き続けること」に他なりません。
本日は、日々多くの患者様と接してきた看護師の視点、そして解剖学を重視するピラティス指導者の視点から、いつまでもご自身の足で力強く歩き続けるための「ピラティス習慣」について、大ボリュームで詳しく解説してまいります。いま注目されている「久留米市でのシニアの健康づくり」のヒントが詰まった内容となっておりますので、ぜひ最後までお読みいただき、ご家族の健康を考えるきっかけにしていただければ幸いです。
1. 医療の現場で痛感する「歩けなくなる」ことの連鎖と怖さ
私は看護師として、これまで多くの高齢の患者様と接してまいりました。その中で幾度となく直面してきたのが、「足腰の衰え」が引き起こす、ドミノ倒しのような負の連鎖です。
年齢を重ねると、筋肉量は自然と低下していきます(サルコペニア)。特に、太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)やお尻の筋肉(大殿筋)、ふくらはぎの筋肉などは衰えやすく、これが「すり足」や「つまずき」の原因となります。
少しの段差でつまずいて転倒し、大腿骨頸部(太ももの付け根)を骨折してしまう。これがきっかけで車椅子生活になり、活動量が激減することで認知機能まで低下してしまう……。医療の現場では、こうした悲しい事例を数え切れないほど目の当たりにしてきました。
「最近、歩くのが遅くなった」「少し歩いただけで膝や腰が痛むから、外出がおっくうになった」 ご家族からこのような言葉を聞いたなら、それは身体からのSOSサインです。歩行機能の低下は、単に移動手段を失うだけでなく、社会参加の機会を奪い、精神的な孤立やうつ状態を引き起こす要因にもなります。「自分の足で歩く」ということは、人間の尊厳と直結している非常に大切な行為なのです。
2. なぜ「ウォーキング」ではなく「ピラティス」なのか?解剖学的な視点から
「足腰を鍛えるなら、とにかく歩けばいいのでは?」と思われる方も多いでしょう。確かにウォーキングは手軽で素晴らしい有酸素運動です。しかし、膝や腰に痛みを抱えている方、すでに姿勢が大きく崩れているシニア世代の方に、むやみに「毎日1万歩歩きましょう」と指導するのは、実は非常に危険な側面を持ち合わせています。
「マッスルインバランス」が関節を破壊する
長年の生活習慣や筋力低下により、人間の身体は特定の筋肉だけが過剰に硬くなり、別の筋肉が弱って使えなくなる「マッスルインバランス(筋肉の不均衡)」という状態に陥ります。シニア世代に多く見られる「円背(背中が丸まったいわゆる猫背)」や「骨盤の後傾」などは、まさにこのマッスルインバランスの典型例です。
骨格の配列(アライメント)が崩れたままの状態で、全体重をかけて何千歩も歩き続ければどうなるでしょうか。本来なら筋肉で吸収すべき衝撃が、直接「膝の軟骨」や「股関節」「腰椎」にダイレクトに伝わり、関節の変形や痛みをさらに悪化させてしまうのです。
「ニュートラル姿勢」を取り戻すピラティス
そこで看護師として強くおすすめしたいのが「ピラティス」です。当スタジオが何よりも大切にしているのが、解剖学的な根拠に基づいた指導と、身体にとって最も負担の少ない「ニュートラル姿勢」の獲得です。
ピラティスは、第一次世界大戦中に負傷した兵士のリハビリテーションとして開発された歴史があり、ベッドに寝たままでも安全に深層筋(インナーマッスル)を鍛えることができるメソッドです。関節に過度な体重(負荷)をかけることなく、骨を支える細かい筋肉を呼び覚まし、背骨や骨盤を本来あるべき正しい位置(ニュートラル姿勢)へと戻していきます。
「正しい姿勢(骨格)」を整えてから「歩く」。 この順番を守ることこそが、膝や腰を痛めずに、一生涯自分の足で歩き続けるための絶対的なルールなのです。

3. 【敬老の日の実践】ご自宅でできる!歩行寿命を延ばすピラティス3選
ここでは、ご高齢の方でも安全に、ご自宅の椅子や布団の上でできる簡単なピラティス・エクササイズをご紹介します。新人スタッフが看護師や理学療法士の視点から学ぶように、皆様にも「なぜこの動きが必要なのか」という解剖学的な意図をご説明しながら進めていきます。
エクササイズ①:足関節のモビライゼーション(すり足・つまずき予防)
歩行時に足首がしっかり曲がらないと、つま先が上がらずに小さな段差でつまずく原因となります。ふくらはぎのポンプ作用を促し、血流を改善する効果もあります。
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姿勢: 仰向けに寝るか、椅子に浅く腰掛け、両足を前に伸ばします。
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動き: 息を吸いながら、足の甲をすねに近づけるように、つま先を天井方向へグッと引き上げます(足首を曲げる)。この時、ふくらはぎが伸びているのを感じましょう。
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動き: 息を吐きながら、今度は足の甲を遠くに伸ばすように、つま先を前方にピンと伸ばします(足首を伸ばす)。
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ポイント: 足首の関節だけを意識して、大きくゆっくり動かします。
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回数: 呼吸に合わせて、丁寧に10〜15回繰り返します。
エクササイズ②:シーテッド・ペルビックチルト(骨盤の可動性向上・腰痛予防)
歩くための足を前へ振り出す力は、実は「骨盤」から生み出されます。骨盤周りの筋肉をほぐし、歩行時の重心移動をスムーズにするエクササイズです。
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姿勢: 安定した椅子に浅く座り、足の裏を床にしっかりとつけます。両手は腰骨(骨盤)に当て、背筋をスッと伸ばします(ニュートラル姿勢)。
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動き: 鼻から息を吸って準備します。口から息を吐きながら、おへそを背骨の方へ引き込み、骨盤を後ろにコロンと転がします(骨盤の後傾)。背中が少し丸まり、目線はおへそに向けます。
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動き: 鼻から息を吸いながら、今度は骨盤を前に転がし、元の真っ直ぐな姿勢(ニュートラル)に戻り、さらに少し胸を張るように骨盤を前傾させます。
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ポイント: 腰だけを無理に反らすのではなく、骨盤そのものをゆりかごのように前後に転がすイメージで行います。
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回数: 滑らかに5〜8回繰り返します。
エクササイズ③:ショルダー・ブリッジ(歩幅を広げる大殿筋の強化)
力強く地面を蹴り、歩幅を広く保つために不可欠な「お尻の筋肉(大殿筋)」と「太もも裏の筋肉(ハムストリングス)」を安全に鍛えます。
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姿勢: 仰向けに寝て、両膝を立てます。足は腰幅に開き、かかとはお尻に近づけておきます。両腕は体の横に長く伸ばします。
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動き: 鼻から息を吸い、口から息を吐きながら、足の裏で床をしっかり踏み込み、お尻を天井方向へ持ち上げます。
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動き: 肩から膝までが一直線になる高さまで上げたら、そこで息を吸ってキープします。この時、お尻の筋肉がキュッと締まっているのを感じてください。
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動き: 息を吐きながら、背骨を上から順番に一本ずつマットに下ろしていくイメージで、ゆっくりとお尻を床に戻します。
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ポイント: 腰を反らせて持ち上げるのではなく、お尻の力を使うことが重要です。
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回数: ゆっくりと5〜8回繰り返します。
4. 久留米市でシニアの皆様に選ばれる「ピラティススタジオNOA」の魅力
「自分一人では正しい姿勢が分からない」「親に運動を勧めたいけれど、安全面が心配」という方は、ぜひプロのサポートを頼ってください。久留米市にある「ピラティススタジオNOA」は、シニア世代の皆様、そしてそのご家族に安心して選んでいただける確固たる理由があります。
医療系国家資格者(看護師・理学療法士)による安心のサポート
当スタジオには、理学療法士や看護師といった医療現場の第一線で活躍してきたスタッフが在籍しております。ご高齢の方特有の疾患や、関節の痛み、血圧のリスクなどを医学的な視点から正しく評価し、安全を最優先したプログラムを提供することができます。新人スタッフへの研修においても、解剖学的な根拠を徹底して叩き込んでおり、質の高いレッスンをお約束します。
整形外科・整骨院との強力な医療連携ネットワーク
シニア世代の運動において最も重要なのは「医療との連携」です。当スタジオは、地域の信頼が厚い「まつもと整形外科クリニック」様と連携しており、整形外科医の視点からの推薦もいただいております。 また、「久留米まつもと整骨院」が併設されており、ピラティスでの運動療法と、整骨院での骨盤矯正や手技療法を組み合わせたトータルケアが可能です。さらに、ご紹介いただいたご家族やご友人の方が入会された場合には、この併設の「久留米まつもと整骨院」での無料体験(骨盤矯正・美容鍼など)をご案内できる特典もご用意しております。ご家族での健康づくりに最適な環境が整っています。
正しく歩くには足裏から見直すことも重要です!詳しくはこちら!
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【この記事の投稿者】

間曽 真依 (まそ まい)
<所有資格>
<実績>
整形外科クリニックでの看護師経験を活かし、医療の視点と解剖学的根拠に基づいたアプローチで、お客様一人ひとりの健康と本質的な美しさをサポートするピラティスインストラクターとして活動しています。
ピラティススタジオNOAのインストラクターとして、久留米市だけでなく、佐賀県の鳥栖市や三養基郡みやき町、筑後市、大川市や柳川市に住んでいるお客様の理想の身体づくりのサポートもさせていただいている。
【監修】
この記事は、まつもと整形外科の院長が監修しています。





