【産後ダイエット】体重は戻ったのにお腹がへこまない?久留米市の看護師が教える「腹直筋離開」の真実とピラティス|ピラティススタジオNOA

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【産後ダイエット】体重は戻ったのにお腹がへこまない?久留米市の看護師が教える「腹直筋離開」の真実とピラティス

【産後ダイエット】体重は戻ったのにお腹がへこまない?久留米市の看護師が教える「腹直筋離開」の真実とピラティス

【産後ダイエット】体重は戻ったのにお腹がへこまない?看護師が教える「腹直筋離開」の真実とピラティス

「出産前の体重に戻ったのに、お腹のぽっこりだけがどうしても治らない」
「仰向けから起き上がろうとすると、お腹の真ん中がポコッと不自然に盛り上がる」
「上の子を抱っこすると、腰や背中が砕けそうに痛い」

産後のママたちから、このようなお悩みを本当によくお聞きします。
妊娠・出産という大仕事を終えた身体は、想像以上のダメージを負っています。中でも、多くの方が見落としがちでありながら、ぽっこりお腹や腰痛の根本的な原因となっているのが「腹直筋離開(ふくちょくきんりかい)」という症状です。

「早くお腹を引っ込めたい!」と、YouTubeなどの動画を見ながら一生懸命に腹筋運動(クランチ)をしているママがいらっしゃったら、どうか今すぐストップしてください。その運動、実はあなたのお腹のたるみをさらに悪化させているかもしれません。

医療現場で多くの患者様の身体を診てきた看護師の視点から、産後のぽっこりお腹の正体である「腹直筋離開」のメカニズムと、なぜピラティスが最も安全で確実な解決策になるのかを詳しく解説いたします。

■ 「腹直筋離開」とは?あなたのお腹で起きていること

私たちの腹部には、いわゆる「シックスパック」と呼ばれる縦に長い筋肉(腹直筋)があります。この右側の腹直筋と左側の腹直筋の真ん中には、「白線(はくせん)」というコラーゲン繊維でできた頑丈な結合組織があり、左右の筋肉をファスナーのようにピタッと繋いでいます。

しかし妊娠中、お腹の赤ちゃんが大きく成長するにつれて、この白線は徐々に引き伸ばされていきます。さらに、妊娠中から分泌される「リラキシン」というホルモンが、骨盤周りの靭帯や結合組織を緩める働きをするため、白線はより一層伸びやすくなります。

その結果、左右の腹直筋が真ん中からパカッと外側に開いてしまう状態、これが「腹直筋離開」です。

程度の差こそあれ、妊娠後期の女性の約70%〜90%に起こると言われており、決して珍しいことではありません。双子などの多胎妊娠の方、小柄な方、経産婦の方などは特に離開が大きくなりやすい傾向があります。

出産を終えれば開いた筋肉が自然に元に戻ると思われがちですが、伸びきってしまったゴムが自然には縮まないのと同じように、正しいケアをしないまま数年が経過してしまうケースも少なくありません。

■ 自分でできる!腹直筋離開のセルフチェック

ご自身のお腹の状態を知るために、自宅で簡単にできるチェック方法をご紹介します。

仰向けに寝て、両膝を立てます。

おへその上下(指2本分くらいの位置)の体の中心線に、人差し指と中指を縦に当てます。

おへそを覗き込むように、頭を少しだけ持ち上げます(軽く腹筋に力を入れる状態)。

指を当てている部分の状態を確認します。

この時、指がズブッと深く沈み込んでしまったり、左右の筋肉の間に指が2本以上入る隙間(溝)がある場合は、腹直筋離開の可能性が高いです。また、起き上がろうとした時にお腹の真ん中が山のように「ドーム状(または三角コーン状)」にポッコリと盛り上がるのも、離開の特徴的なサインです。

■ なぜ「普通の腹筋運動」がNGなのか?

腹直筋離開の状態で、一般的な腹筋運動(上体起こし)や、プランク(うつ伏せでの体幹キープ)を行うのは非常に危険です。

一般的な腹筋運動は、体の外側にあるアウターマッスル(腹直筋)を強く収縮させます。しかし、左右の筋肉を繋ぐファスナー(白線)が開いている状態で力を入れると、逃げ場を失ったお腹の中の圧力(腹腔内圧)が、開いた隙間から外へ押し出そうと働きます。

結果として、結合組織がさらに引き伸ばされ、離開を悪化させたり、最悪の場合は臍ヘルニア(でべそ)を引き起こしたりする原因になります。また、プランクのような姿勢も、重力によって内臓が隙間から下へ押し出されるため、離開が回復していない段階では推奨されません。

ぽっこりお腹をへこませるために頑張った運動が、逆にお腹をたるませ、腰痛を悪化させてしまうという悪循環に陥ってしまうのです。

■ ピラティスが産後のお腹を「安全に」引き締める理由

開いてしまったファスナーを安全に閉じていくためには、外側の筋肉(アウターマッスル)を休ませ、お腹のさらに奥深くにある「天然のコルセット」こと、インナーマッスル(腹横筋)を鍛える必要があります。

ここで圧倒的な効果を発揮するのが、ピラティスです。

ピラティス最大の特徴である「胸式ラテラル呼吸」は、息を深く吐き出しながらお腹を薄く引き込みます。この動きが、腹横筋をダイレクトに刺激します。腹横筋がコルセットのようにキュッと収縮することで、外側に開いてしまった腹直筋を、体の中心(正中線)に向かって優しく引き寄せてくれるのです。

さらに、ピラティスでは腹横筋だけでなく、骨盤の底にある「骨盤底筋」や、背骨を支える「多裂筋」といった、体幹を構成するインナーマッスル全体を連動させて働かせます。これにより、下がってしまった内臓を正しい位置へ引き上げ、内側から張りりのある、ペタンコのお腹を取り戻すことができます。

■ 医療従事者の視点で、あなたの身体をサポートします

「産後何年も経ってしまったけれど、今からでも間に合うの?」と不安に思われる方もいらっしゃいますが、ご安心ください。筋肉は何歳からでも、産後何年経過していても、正しくアプローチすれば必ず応えてくれます。

当スタジオでは、看護師や理学療法士といった医療国家資格を持つスタッフの視点を活かし、解剖学に基づいた安全なプログラムを提供しています。まずは腹直筋離開の状態をしっかりと確認し、お一人おひとりの回復段階に合わせた、最適な負荷とエクササイズをご提案いたします。

普段のレッスンでも、身体の正しい使い方を学んだママたちから「抱っこが劇的に楽になった」「お腹に力が入る感覚が分かった」と、嬉しいお声をたくさんいただいております。

産後のお腹のたるみや腰痛は「ママの勲章だから仕方ない」と諦める必要はありません。あなた自身の身体を大切にケアすることは、心にゆとりを生み、笑顔で育児に向き合うための第一歩です。

正しい知識と安全なピラティスで、妊娠前よりも機能的で美しい身体を一緒に作っていきましょう!

体験レッスンのお申し込みはLINE、またはメールで、お待ちしております。

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【この記事の投稿者】

この記事の執筆者は、久留米市の看護師兼、ピラティスNOAインストラクターの間曽です。

間曽 真依 (まそ まい)

<所有資格>

看護師

 

<実績>

 整形外科クリニックの看護師として勤務していたが、目の前の人を元気に、より美しくなってもらうためにピラティスインストラクターの道を進んでいる。

ピラティススタジオNOAのインストラクターとして、久留米市だけでなく、佐賀県の鳥栖市や三養基郡みやき町、筑後市、大川市や柳川市に住んでいるお客様の理想の身体づくりのサポートもさせていただいている。

 

【監修】
この記事は、まつもと整形外科院長が監修しています。