【久留米市の理学療法士が解説】首の重だるさ、実は「スマホ首」かも?頭の重さが与える驚きの負担と根本改善|ピラティススタジオNOA

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【久留米市の理学療法士が解説】首の重だるさ、実は「スマホ首」かも?頭の重さが与える驚きの負担と根本改善

【久留米市の理学療法士が解説】首の重だるさ、実は「スマホ首」かも?頭の重さが与える驚きの負担と根本改善

「スマートフォンを見ていると、首や肩が鉛のように重く感じる」
「夕方になると後頭部が張ってきて、頭がボーッとする」
「ふとガラスや鏡に映った自分の横顔を見たとき、頭が前に突き出ている気がする」

久留米市のピラティススタジオNOAです。
現代人の多くが抱える、首周りの重だるさや不快感。当スタジオに寄せられるお悩みの中でも、肩こりや腰痛と並んで非常に多いのがこの【首の負担】に関するご相談です。その原因の多くは、本来あるべき首の骨のカーブが失われて真っ直ぐになってしまう【ストレートネック】、通称【スマホ首】にあります。

本日は、久留米まつもと整骨院や松本整形外科クリニックと連携し、解剖学的な視点から身体を整える当スタジオの理学療法士が、スマホ首が引き起こす深刻な負担のメカニズムと、根本的な【姿勢改善】へのアプローチについて詳しく解説していきます。

■ ボーリングの球を首で支えている?ストレートネックの正体

まずは、人間の首の構造について解剖学の視点から紐解いてみましょう。
人間の頭の重さは、成人で約5〜6キログラムあると言われています。これは、ボウリングの球(11〜13ポンド程度)とほぼ同じ重さです。私たちは、この重たいボウリングの球を、細い首の骨(頸椎:けいつい)と、その周りの筋肉だけで1日中支え続けています。

通常、健康な状態の首の骨は、横から見たときに緩やかな「前カーブ(前弯:ぜんわん)」を描いています。このカーブがサスペンションやバネのような役割を果たし、歩く時の衝撃や頭の重さを上手く分散させているのです。

しかし、スマートフォンやパソコンの画面を長時間覗き込むような生活を続けていると、この大切なカーブが徐々に失われ、首の骨が文字通り「真っ直ぐ(ストレート)」になってしまいます。これが【ストレートネック】と呼ばれる状態です。本来のクッション機能を失った首は、頭の重さを分散させることができず、ダイレクトに首回りの筋肉や関節に大きな負担をかけることになります。

■ 角度が深くなるほど増大する、驚きの「首への負荷」

「頭が数センチ前に出るくらいで、そんなに負担が変わるの?」と疑問に思われるかもしれません。しかし、物理学的に考えると、この数センチのズレが首に与える影響は計り知れません。

頭が正しい位置(耳の穴が肩の一直線上にある状態)にあるとき、首にかかる負担は約5キログラムです。ところが、頭が前に傾く角度が深くなるにつれて、首の筋肉が支えなければならない負荷は急激に跳ね上がります。

研究によると、頭が15度前に傾くだけで、首への負担は約12キログラムに増加します。さらに30度で約18キログラム、スマートフォンの画面を夢中で覗き込むような60度の角度になると、なんと「約27キログラム」もの巨大な負荷が首や肩にのしかかることになります。

27キログラムといえば、小学校低学年の子供を常に首の後ろに乗せているのと同じ状態です。頭が前に落ちないように、首の後ろから背中にかけての筋肉が「綱引き」のように必死に引っ張って支えてくれている状態が毎日続けば、筋肉がこわばり、重だるさや不快感が生じるのも当然と言えるでしょう。

■ 首の負担だけではない!スマホ首が招く全身の不調

ストレートネックの恐ろしいところは、その影響が「首の重だるさ」だけにとどまらない点です。首の骨の中には、脳から全身へと繋がる大切な神経の束(脊髄)が通っており、首回りの筋肉が過剰に緊張することで、様々な全身の不調を引き起こす引き金となります。

代表的なものが、慢性的な頭の重さや目の疲れです。首の後ろの筋肉(後頭下筋群など)は、目の動きと密接に連動しています。スマホ首によってこれらの筋肉がガチガチに固まることで、頭全体が締め付けられるような不快感や、奥からえぐられるような眼精疲労を感じやすくなります。

また、頭が前に出ている姿勢は、必然的に背中が丸まる「猫背」を伴います。胸郭(肋骨のスペース)が押しつぶされるため、呼吸が極端に浅くなります。呼吸が浅くなると、全身に新鮮な酸素が行き渡らず、常に交感神経(緊張モード)が優位な状態に陥ります。その結果、自律神経のバランスが乱れ、しっかり寝たはずなのに疲れが取れない、理由もなくイライラする、胃腸の働きが落ちるといった、原因不明の体調不良へと繋がっていくのです。

■ マッサージや「顎を引く」だけでは根本解決にならない理由

首が辛いと感じたとき、多くの方がマッサージ店で首や肩を強く揉んでもらったり、自分で首を回したりして対処しようとします。もちろん、一時的に筋肉の緊張を和らげ、血流を良くするためにはこれらのケアも有効です。

しかし、数日経つとまた元の重だるさに戻ってしまう経験はありませんか?それは、頭が前に突き出た「土台の崩れ」という根本原因が解決されていないからです。重たいボウリングの球が前に落ちそうになっている状態を放置したまま、一生懸命に筋肉だけを緩めても、立ち上がればすぐにまた筋肉は頭を支えるために緊張し始めます。

また、姿勢を良くしようとして「無理に顎を引く」のも実は逆効果です。土台となる背骨や骨盤が丸まったまま顎だけを引こうとすると、二重顎になるばかりか、首の前側の筋肉を異常に緊張させてしまい、かえって首の動きを悪くしてしまいます。

ストレートネックを根本から見直すためには、首だけを局所的に見るのではなく、背骨全体、そして骨盤を含めた「全身の連動性」を整えるアプローチが不可欠なのです。

■ ピラティスで土台から整える、究極の【姿勢改善】

そこで圧倒的な効果を発揮するのが、医療の現場から生まれた運動メソッド「ピラティス」です。
久留米市のピラティススタジオNOAでは、理学療法士の視点からお客様お一人お一人の姿勢のクセや骨格の歪みを詳細に分析し、専用のマシンを用いて安全かつ効果的に身体の機能を整えていきます。

ストレートネックへのアプローチとして、私たちは以下のようなステップを踏みます。

胸椎(背中の骨)の柔軟性を取り戻す
首の骨のすぐ下にある、背中の骨(胸椎)が丸まって固まっていることが、頭を前に押し出す最大の原因です。マシンのサポートを借りながら、普段使えていない背骨を一つ一つ丁寧に動かし、胸を心地よく広げる動きを引き出します。

肩甲骨を正しい位置に安定させる
頭が前に出ている方は、肩甲骨が外側に広がり、上にすくんでしまっています。ピラティス特有の動きで、背中のインナーマッスル(前鋸筋や僧帽筋下部など)を目覚めさせ、肩甲骨を本来の正しい位置である「背中の下の方」へと安定させます。

首のインナーマッスル(深部頸屈筋)の活性化
頭を正しい位置に保つためには、首の奥深くにあるインナーマッスルが重要です。アウターマッスル(外側の大きな筋肉)の余計な力みを抜きながら、頭を背骨の真上にフワッと乗せる感覚を身体に覚え込ませていきます。

これらのアプローチにより、背骨全体が本来の美しいS字カーブを取り戻し、「筋肉の力み」ではなく「骨格」で頭の重さを支えられるようになります。土台が整えば、過剰に頑張っていた首や肩の筋肉は自然とリラックスし、長年の重だるさから解放されるのです。

■ 心地よい姿勢で、毎日を軽やかに

「ストレートネックは現代病だから仕方ない」と諦める必要はありません。
ご自身の身体のクセに気づき、正しい身体の使い方を学習することで、いくつになっても姿勢は美しく改善していくことができます。

NOAでは、理学療法士や看護師といった医療の専門知識を持つスタッフが、あなたの身体づくりをマンツーマンに近い形で丁寧にサポートいたします。男女共用のスタジオですので、ご夫婦やパートナーの方と一緒に通っていただくことも可能です。

また、より気軽にピラティスの効果を体感していただけるよう、マットグループレッスンや、少人数制の特別イベントもご用意しております。
首の重だるさや姿勢の崩れでお悩みの方は、不快感を我慢する毎日を卒業し、羽が生えたように軽やかな身体を取り戻しませんか?

松本整形外科クリニック・久留米まつもと整骨院と提携する安心の環境で、皆様の健やかな毎日を全力でサポートいたします。

体験レッスンのお申し込みはLINE、またはメールで、お待ちしております。

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【この記事の投稿者】

この記事の制作者、文責はピラティススタジオNOA久留米店の代表、伊東知晃

伊東 知晃 (いとう ともあき)

<所有資格>

理学療法士PHI Pilates  instructor Mat Ⅰ・Ⅱ、Props、Integrated Pilates Machine course

 

<実績>

 9年間、急性期病院や介護施設で理学療法士として勤務し、スポーツ障害や術後の患者様、高齢者の方々へのリハビリを提供。学会への参加・発表など学術的な活動経験もあり。

ピラティススタジオNOAのインストラクターとして、久留米市だけでなく、佐賀県の鳥栖市や三養基郡みやき町、筑後市、大川市や柳川市に住んでいるお客様の理想の身体づくりのサポートもさせていただいている。

 

【監修】
この記事は、まつもと整形外科院長が監修しています。